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ホームページよりも健康が気になるWebマスターの独り言

長年、Webマスターをしていますが、イスに座ってモニターばかり見ているから最近は仕事よりも健康が気になっています。

病気が原因の肩こり

心の病気

肩こりには「病気が原因の肩こり」と「病気が原因でない肩こり」があります。ここでは、「病気が原因の肩こり」について、詳しくみていきましょう。

原因その1「ストレス・うつ」

最近では、ストレスや心の病気が原因でおこる肩こりが増えてきているようです。心の病気とは、うつ病などです。

ストレス・心の病気が、血流を悪くする

ストレスとはある種の「緊張状態」といえます。そして、度をこえて緊張状態が続いたとき、または長期で緊張状態が続いたときに、病気になります。心の病気「うつ病」は、最近では心の風邪といわれるほど、ポピュラーな病気になってきました。

うつ病や精神的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、交感神経を過剰に反応させてしまいます。そのために、首・肩周辺の筋肉内の血管が収縮してしまい、血液循環が滞って肩こりになります。

悩みがある、プレッシャーを感じている、イライラする、時間に追われている、緊張する、不安感がある…。こうした心の状態は、ストレスとなって緊張状態をつくりあげていき、肩こりを引きおこすことも多いようです。

うつ病とは

うつ病は、気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味を持てなくなったり、億劫だったり、だるかったりして苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態です。

仕事や人間関係、家庭内の問題、心理的なショックなど、生活上のストレスがきっかけとなって発症します。早めに治療することが大切になります。

「うつ病」の基本的な症状は以下のようなものです。

・強いうつ気分
・興味や喜びの喪失
・食欲の障害
・睡眠の障害
・精神運動の障害
・疲れやすい
・気力の減退
・強い罪責感
・思考力や集中力の低下

環境や性格から、肩こりにもなる

環境や性格が原因で「肩こり」を引きおこすケースも多くみられます。

たとえば、職場での異動や転職などで環境が変わると、慣れるまで緊張感が常にあり、筋肉が緊張して肩こりになりやすい状態にあります。

悩みがある人、イライラする人、日ごろからストレスをためやすい人についても、同様です。

【姑の腹のたつ言葉に…肩こり勃発?】

「姑がキライ」「上司がコワイ」などの心のストレスが原因となり、肩こりをおこすことがあります。家庭でお姑さんに腹のたつようなことを言われたとしましょう。この時、姑からの嫌な言葉がきっかけとなり、あなたの身体は無意識にも「緊張状態」を作り出してしまいます。さらに、姑の顔を見るたびに恐怖心を抱いて「緊張状態」に陥ったり、当時の状況を思い出しただけでも「緊張状態」に陥ることもあります。

このように、精神的・心因的なストレスは、肩こりをつくりだす原因となります。

精神的ストレスが肩こりになる、2つのメカニズム

「心の病気」「ストレス」「環境や性格」などが原因となって肩こりになるメカニズムは、2タイプ考えられます。

ストレスが脳から神経を通って伝達されるルート

ストレスやうつ病など、精神的に緊張したり悩んだりすると、脳に伝達されたストレス情報が神経を伝って、肩周辺の筋肉を緊張させ血管を収縮させていきます。筋肉を使わないときでも、血行が悪くなり、筋肉に老廃物がたまって肩こりになります。

ストレスが自律神経に影響を与えていくルート

自律神経は交感神経と副交感神経にわけられ、この2つがバランスよくはたらいていれば身体を適切な状態に維持・調節できるといわれています。しかし、ストレスが強まるとこのバランスが崩れ、交感神経が過度に反応して緊張状態をつくりだしていきます。それにより血行不良をおこし、筋肉に老廃物がたまって肩こりになります。

 

歯の病気

原因その2「歯の病気」

虫歯、噛み合わせの不全、歯周病などが原因で、肩こりを生じることがあります。
中でも「噛み合わせ」は、肩こりと深く関係しているようです。

姿勢をゆがませ、筋肉を緊張させていく「噛み合わせ不全」

正しい噛み合わせとは、上下の歯がぴったりと合わさった状態です。

歯の噛み合わせに不調和があると、顎の左右の筋力バランスが崩れ、そのバランスを補うために姿勢にもゆがみが生じます。その姿勢のゆがみが、身体の特定の筋肉を緊張・疲労させて血行障害をおこし、肩こりを発症してしまうのです。

顎関節症や、歯の詰め物・差し歯・入れ歯などでの噛み合わせの不全から、肩こりを併発しているケースは多くあります。また噛み合わせの不全は、肩こりばかりでなく、頭痛、生理痛、手足のしびれなど、全身に不調をおこす原因にもなります。

歯周病や虫歯、片噛みも、肩こりに?

歯周病や虫歯が原因で肩こりになる場合も、この噛み合わせに深く関係しているようです。

例えば右側に「虫歯」や「歯周病」があるために、右側で噛むことができずに左側ばかりで噛んでいる場合は、ムリな運動を顎に強いることになり、顎の筋肉の緊張を引きおこし、肩こりになると考えられます。

また、片側の歯で食物を噛む習慣などがあると、顎の筋肉や関節に大きな影響を与え、顎の筋肉の運動を妨げてしまいます。顎の筋肉は頭蓋骨や首にもつながっていますので、肩がこるという症状が出てくるケースもあります。

 

内臓の病気

原因その3「内臓の病気」

内臓の病気の自覚症状のひとつとして、肩こりを発症するケースもあります。重大な病気が隠れている場合もありますので、心配なときは病院へ行きましょう。

肩こりは、「重大な病気のサイン」というケースもある

病気があって、その症状のひとつとして肩こりがあらわれることもあります。

重大な病気が原因となっているケースもありますので、「たかが肩こり」「たいしたことはない」と甘くみるのは禁物。

特に、内臓に病気がある場合は、肩こり以外にも頭痛・めまい・耳鳴り・動悸・背中の痛みなどを伴います。

ただの肩こり?内臓の病気からくる肩こり?その見分け方は

自分の肩こりが単なる肩こりであるかどうかを見分ける方法は、次のようなポイントです。

【揉んで楽になる肩こりは、心配なし】

「もんでもらったら、楽になった」「体操をしたら、軽くなった」。こんな肩こりは、単なる肩こりだと考えていいでしょう。入浴して肩や首をあたためたり、マッサージや指圧などの民間療法で治療しても良いでしょう。

【揉んでもこりがとれないときは、受診を】

「揉んでも肩のこりや痛みがとれない」「だんだん肩こりがひどくなる」「今までと違う肩こりを感じる」「片方の肩だけがこる」「いつまでも肩こりが治らない」「薬を飲んでもよくならない」「ゆっくりと温泉につかっても肩こりが治らない」…。そんな場合は、専門医に診てもらいその原因となっている病気を探すことが大切です。

以下のような症状がいくつかあるときは、内科を受診しましょう。

・体全体がだるい
・背中や片方の肩だけに痛みがある
・早朝から肩こりがする
・発熱が続く
・胸に痛みがある
・指先などの関節が腫れる
・手がしびれる・こわばる
・食べているのに痩せる
・血尿やたんぱく尿が出る
・頭痛、めまい、耳鳴り、動悸がする
・手足が冷える

肩こりを伴う、内臓の病気とは?

狭心症、心筋梗塞、肺がん、糖尿病、高血圧、低血圧、貧血、胃炎、胃潰瘍など内臓系の病気を患っていると、その病気が原因で肩こりをおこすことがあります。

その一部の病気について、症状を下にまとめてみました。

心臓病は、左胸から左肩などに痛み

肩への関連痛でよく知られているのは、心臓病です。とくに狭心症や心筋梗塞では、左胸から左肩へかけて激しい胸痛発作を伴います。発作がない場合も、左肩の周辺に痛みが出ることもあります。

肝臓障害は、右肩から肩甲骨に痛み

右肩やその周辺が痛んだり、こる場合は、肝臓や胆嚢の病気の疑いがあります。肝臓に障害があると、肝臓の上にある横隔膜が刺激され、肩の動きが悪くなるためです。横隔膜周辺の内臓に疾患があるときは、右頚部から肩の後ろのかけて痛みがあります。

また、胆嚢炎や胆石のとき、右上腹部が激しく痛むとともに、右肩から肩甲骨にかけても強く痛みます。

胃腸障害は、肩甲骨の間に痛み

胃の調子が悪くなると、肩甲骨と背骨の間にある筋肉に痛みが出ます。

肺の病気は、肩こりや肩甲骨の間に痛み

肺結核や肋膜炎の初期症状は、首から背中にかけてこりと痛みが出ます。

 

背骨・関節の病気

原因その4「背骨・関節の病気」

背骨の病気によっておこる肩こりもあります。また、首や肩周辺の骨、関節の病気によっておこる肩こりもあります。治療を要する病気ですので、病院(整形外科)へ行きましょう。

関節の病気が原因となる肩こり

関節の病気で肩こりになるケースもあります。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

肩関節の動きの範囲が狭くなる病気です。加齢が原因で、肩関節を構成している腱やじん帯、骨、筋肉などの組織に亀裂ができたり、石灰が沈着して炎症をおこすために発症します。

痛みの場所は肩から上腕にかけてが多く、肩の動きが悪くなり、手が十分に上がらないなどの症状があらわれます。

胸郭出口症候群

肋骨と鎖骨の間のすき間が狭くなり、そこを通る血管と神経の束が圧迫されておこるものです。

首や肩、腕、指に症状が出ます。肩から指にかけてのしびれ、首・肩から肩甲骨・上肢部にかけて痛み、こわばりなどです。

電車でつり革を握って立っているときに手がしびれたり、頭より上に腕を上げた状態がつづくと、症状が出やすくなります。頭痛、顔面のしびれ感、冷感、吐き気、目のかすみなどの症状もあります。

背骨の病気が原因となる肩こり

背骨の病気によっておこる肩こりもあります。

変形性頚椎症

変形性頚椎症脊椎骨と脊椎骨の間にあるクッションのような軟骨(椎間板)が、加齢的変化や外傷によって薄くなり、頚椎が変形する病気です。椎骨の間が狭まると、こすれあう椎骨の表面に骨棘(こっきょく)というトゲができます。このトゲが大きくなって周囲組織である脊髄や神経根、血管を圧迫することが原因でおこります。

初期症状では、頸部の痛み、肩の痛みなどがあり、次第に上肢が痛み出してしびれるようになります。さらに症状が進むと、腕・体幹・足に運動障害や知覚障害があらわれます。

手がしびれてボタンかけのような細かい作業ができにくくなったり、足のしびれやけいれんに伴う歩行障害、排尿障

頸部椎間板ヘルニア

20才代になると椎間板が老化し始め、水分量が減って弾力が失われていきます。すると、椎間板の変形が始まり、椎間板の外側をおおう線維輪の弾力が低下して、髄核が飛び出してしまう症状です。このはみ出した髄核が、脊髄や神経根を圧迫して痛みを生じます。

痛みやしびれは首や肩だけでなく、腕から指先にかけてもあらわれます。重症になると、下半身にまで神経痛が広がります。

後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう)

椎骨同士の連なりを補強している靭帯のうち、「後縦靱帯」という部分がなんらかの原因によって、骨化して厚みを増し、頚椎や神経根を圧迫するために様々な障害をおこす病気です。なぜ骨化するのか原因はわかっていません。

首が痛む、首がまわらない、肩がこるといった症状から始まることが多く、進行すると首・肩・腕・手指の痛み・しびれ、筋力低下、運動障害(手足の細かい作業がしにくい)、歩行障害(歩きにくい)という症状がおこります。さらに進行すると、尿の出が悪くなり膀胱障害も生じます。

頚椎捻挫(ムチ打ち症)

追突事故や、ラグビー・レスリングなどスポーツ中の接触事故などでの衝撃により、首の部分が前後に大きくしなることで、頚椎が損傷する病気です。

衝撃の度合いにより症状もさまざまですが、軽度の場合は肩こりなどの筋肉の痛みにとどまり、中度になると損傷が筋肉だけでなく靭帯にまで及んで、後頭部や肩・腕などに痛みが広がります。その後、めまい・吐き気・全身の倦怠感・腰痛・視力障害などがおきることもあります。